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2ヵ月間集中講義のためにインドネシア・バンドン工大に滞在しています

作成日: 2017.02.11

1月末からインドネシア・バンドン工大のビジネススクール(SBM=School of Business and Management)で、Visiting professorとして集中講義のために当地に滞在しています。この時期、厳冬の日本に比べ、高原にあるバンドンは昼間でも25度程度にしかならず湿気も高くなくとても快適で、週末にはジャカルタからも多くの観光客が車でつめかけます。例の現在頓挫しているジャカルタ・バンドン間の鉄道には、バンドンの交通渋滞緩和の期待もあったと聞きます。確かに特に週末の交通渋滞は年々激しくなっているようです。

授業は、週3科目(サービス科学、システムモデリング、意思決定と交渉)ですが、講義と共に30分程度の質疑応答が活発で刺激的です。特に、MSC(master of Science)とMBAの学生では気質、興味が異なり質問内容にも違いを感じます。いずれにせよ、特に女子学生が熱心なのは、毎回感動します。私の授業が少しは彼らに響いたのかなと・・・

たまたま、この同じタイミングで、豪州メルボルン大学ビジネススクールからHuman Resource Managementの教授がわたしと同じ立場で滞在しています。実はMelbourne Uni.は40数年前私が最初に留学した大学で、現在の様子を聞き懐かしく思い出してしまいました。

授業・講義以外にも、学生の論文審査へのexternal examinerとしての参加や、現在およびこれからの研究プロジェクトの打ち合わせ・構想・計画など、なかなか忙しい日々を過ごしています。SBMは名門のバンドン工大の中でも特に人気が高く、従って競争的外部資金(政府・大学・企業から)・研究費については潤沢で、悩みは人的資源不足、研究や教育に十分な時間がないということのようです。そこで、日本を含めて世界中から、「英語でジャーナル論文が書けて教育にも携われる優秀な若手」を正規のlecturerとして雇用したいとの強い意欲があります。給与も日本並み、住宅・日本との航空券・保険の支給、送り迎えの運転手などの厚遇です。日本の若手研究者でチャレンジする方はいないでしょうか。

 

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