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木嶋研究室FAQ

作成日: 2008.02.29
更新日: 2016.07.24

修士課程入学希望者からしばしば尋ねられる質問とその答えを用意しました。
より詳細な質問は直接研究室まで。

Q. 研究室の研究テーマは何か。
A. 一言でいえば、システム理論と呼ばれる考察の枠組み・方法論に基づき、(個人・組織・社会といった)様々なレベルにおける広い意味での意思決定に対して学際的なアプローチを行う研究室である。詳しくは、研究領域 へ。概説はこちら
Q. どのような学生の入学を希望しているか。
A. 意欲があればあらゆる分野からの学生を受け入れる。ただし、論理的な思考に十分耐えられる素質とシステム思考に対する強い興味を持つことを期待する。
Q. 研究室の日々の活動はどうなっているか。
A. 修士課程1年次は、学部時代のバックグラウンドの多様性を生かしながら研究室固有の研究を十分行うために必要となる基礎的知識のトレーニングに当てられている。また、2年次は、修士論文の執筆に費やす時間は当然増えるが、研究室のゼミに出席することも要請される。具体的には、毎週次のようなゼミを行う(ただし、これは従来の実績であり将来変更される可能性は排除しない)。

  1. 修論ゼミ:修士2年生は修論の進行状況を発表する。修士1年生は、最新の自分の興味のある論文(英語)を読み、その報告と評価を行う。博士課程学生も随時自らの研究について報告する。
  2. ハードシステムアプローチに関するゼミ:意思決定に対する数理的なアプローチ・方法論を記述した定評のあるあるいは最新の書籍を選定し、輪読する。
  3. ソフトシステムアプローチに関するゼミ:価値と意思決定に対するソフトシステムアプローチに関する定評のある、あるいは最新の書籍を選定し、輪読する。社会人ドクターに対しても必修のゼミであり、学年を越えた研究室内の人的交流の場所でもある。
  4. 数学基礎ゼミ:特別演習の形式で開講している数理的な議論をする能力を高めたり、数理的な論文を読む能力を鍛えたりすることが目的のゼミ。修士1年生が対象。最近は、オリジナル教材"Mathematical Structure" を使って、素朴集合論、論理、数学的構造、代数の初歩的な学習を演習形式で行っている。
Q. 教員(木嶋恭一教授)が大学院で行っている授業内容はどのようなものか。
A. こちらを参照
Q. その他の活動・年間行事はどのようなものがあるか。
A. 週ベースの研究活動だけでなく、長期ベースには
東京工業大学大学院 総合理工学研究科 知能システム科学専攻 出口弘研究室
東京工業大学大学院 社会理工学研究科 価値システム専攻 猪原健弘研究室
と合同して、東京工業大学システム系3研究室(通称システムファミリー)として活発に共同活動を行っている。この活動のサイクルは4月の大岡山キャンパスでの花見から始まり、3月の謝恩会で1回転する。
詳細は、システムファミリーの活動を参照。
Q. 修士修了生の進路はどうなっているか。
A. 修士課程修了後、総合研究所・シンクタンクあるいは電気・情報系の企業に就職するものが多いが、製造業から金融まで幅広い実績がある。特に優秀なものは博士課程に進学する可能性もある。

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